18. パレルモ地区へ(エビータ博物館)

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11月9日、本当なら今日はエルカラファテで氷河ツアーに参加しているはずの日。でも、昨日の突然のストで飛行機が飛ばず、そのままブエノスに滞在することになってしまった。それならばと、時間の関係で諦めていたパレルモ地区へ、そしてエビータ博物館に行くことにした。

その前に、まずは腹ごしらえ。

ホテル1階でゆったり朝食ブッフェ。

好奇心旺盛なポコ&タク、ついついいろんな飲み物にトライしてみたくなるんだよね(^_^;)

行くつもりじゃなかったので、全くの勉強不足。とりあえず、タクシーで20分程のパレルモソーホー地区の中心Plaza Serrano(セラーノ広場)に向かう。

周りを見渡すと、碁盤の目のような各通りにおしゃれな店が立ち並んではいるが、どの道をどう行ったらいいのかわからない。あてもなくぶらぶらと歩くことにした。日本で言えば青山か代官山のお洒落な雰囲気の街。お洒落すぎて悲しいかなウインドショッピングとなりにけり(笑) 唯一の戦果は雑貨屋さんで買ったポコのアクセサリーのみ(^_^;)

お洒落なレストランもいろいろあるはずだが、朝のブッフェでたらふく食べたから全くお腹が空かない。そこで…

「Freddo(フレッド)」でタクはチョコレート、ポコはバニラアイス。

「Freddo(フレッド)」はNさんから教えてもらったジェラードチェーン店。水色の看板がトレードマークのお店。イタリア系移民の多いアルゼンチンでは美味しいジェラード屋さんがたくさんあるらしい。アイスクリーム大好きなタクには夢の国だね。お腹も万全だし、やっと心置きなく食べられるね。

その後、炎天下の中ひたすら歩いてカルロス・タイス植物園を通り抜け、エビータ博物館に向かう。

館内は残念ながら撮影禁止(泣)

「エビータ」というと、若かりし頃に観た久野綾希子主演のミュージカルまたはマドンナ主演の映画でのイメージがポコの中では相当に大きかったの。ざっくり言うと、非嫡出子として片田舎で生まれた貧しいエビータ(エバ ペロン)が、野心を持ってブエノスアイレスに上京し、遂には大統領夫人となるお話。大統領就任時、カーサロサーダ(大統領府)のバルコニーからエビータが民衆に語り掛ける映画のシーンは何度見ても胸が熱くなる。
その時の実際の映像がこの博物館で上映されていた。集まった民衆の熱気と迫力と喜びが白黒映像からヒシヒシと伝わってきた。驚いたのはエビータの生声。太く低く、ちょっとどすが効いていて、あの美しい顔と妙にアンバランスでとっても意外だった。
また、館内の等身大のエビータの写真は、ポコが想像していた以上に気高く美しく、思わず見とれてしまったほど。

それほど期待せずに訪れたエビータ博物館だったが、発見と感動を胸に博物館を後にした。これで明日の大統領府見学が尚のこと楽しみになってきた。

一旦タクシーでホテルに戻り休憩。そして近所に散策に出かけたところ…

7月9日通りに、ちょっと早めのハカランダが咲いてた~!
満開になるとブエノスの街が紫に染まるんだって。

ここにも高級ショッピングモールが。
Patio Bullrich(パティオ ブルリッチ)
これまた内装もゴージャス。

静かな佇まいの街。
とってもいい雰囲気だったよ。

一日中歩き回ったので、結構ぐったりなポコ&タク。ポコは18000歩、タクは16000歩も歩いてたみたい。だからディナーはルームサービスでゆったりと。どれも美味しかったので、大正解!

やっぱり今日もステーキ♥

なんだっけ?
なんとかのスープ(^_^;)

エビのリゾット。

明日は大統領府の見学だ。エビータ~~~♥

おやすみなさーい。

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