6.なんとなくナスカ

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10月27日、突然ですがナスカの遊覧飛行に行くことに!
ここイカからナスカ地上絵観光のセスナが出ていると聞いて予定変更。計画段階では、「ナスカかぁ、まぁ、行ってはみたいけど、その為に長距離移動して時間を割くのはちょっとなぁ」ということで予定にはいれてなかったの。でも直ぐそばのイカ空港から75分で往復できるのなら世界遺産を見てみようということに。

6時半起床。夜中にタクは何度かトイレに起きたらしい。まだまだ続きそうだね。かわいそうだけど朝食抜きだね。ポコとTさんの朝食を横目にタクは白湯のみ(泣)
因みにタクはスペイン語を全く話せない。そんなタクが初めて覚えた言葉が「?Donde esta el bano?ドンデスタエルバニョ」(トイレはどこですか?)何はなくともドンデスタエルバニョ!

その後ホテル近くのオアシスまでお散歩。「生まれて始めてみるオアシスだぁ!」と喜んでたらTさんが「夢を壊して悪いけど、ここ実は人工なんだよね。」って。「えっ、そうなの?でも、ここはイカだけに、ま、イッカー」なんて…失礼しました。人工でもなんでも長閑で穏やかな風景をしばし堪能。

前日に上から見たオアシス

間近で見るオアシス

Tさんと3ショット!
この方なくしては、今回の充実した旅はできなかった、我々の大恩人!

10分ほどタクシーに乗ってイカ空港。Tさんを見てると乗る前に必ず値段交渉してる。これならぼられないね。なるほど~。
空港はほとんどひと気がなく、なにかの基地のよう。奥に進むと小さな建物があり、そこで手続きをする。

この右手1階で、チケット1人$180、税金1人$30をそれぞれの窓口で現金で支払う。
そして体重測定。

出発までここで待つ。ひと気なし…

これに乗ってくんだね!
想像してたのよりうんと綺麗。


Tさんとタクのお兄さんがその昔乗ったセスナは飛行中に操縦席横の扉が上に開いて、本来パイロットが両手で持つ操縦桿を右手で持ち、左手で必死に閉めようとしては開き、閉めようとしては開き、何度目かでやっと閉まったらしい。は~、それはそれは生きた心地しなかっただろうなぁ。

Tさんはお留守番。ポコ&タクで乗り込む

上空から見たオアシス

この後地上絵まで、ずっと砂漠土漠が続く。

このフライトでいちばん感激したのがこれ。途中のアンデス山脈。壮大かつ雄大な光景を作り出した自然に敬服するのみ。

ハチドリ、見えるかなぁ?

天気も良く遊覧日和だったけど、スマホからだとこれが限界。まだ肉眼の方がよく見えた。でも想像通りテレビや写真の方がもっと綺麗に見える。セスナは急旋回を繰り返しだんだん気持ち悪くなってきた。古代のロマンに想いを馳せるなんて余裕もなく、最後は早く戻ってくれ~と願うばかり。空港に戻ったときには安堵のため息。
Tさんがお留守番した意味がよーくわかった。もし人に聞かれたら、まあ、旅の余裕があれば行ってもいいんじゃない?と答えるだろうな。このレポートの短さが物語ってる?(笑)ナスカ地上絵は4Kテレビで見るべし!

ん?タクのお腹は?またもや75分の遊覧飛行中のみピタリと止まってたらしい。恐るべし!

昼食をとりに「Hotel Las Dunas(ホテル ラス デュナス)」へ。リマへのバスはこのホテル前からも乗れるから便利なんだって。

ホテル ラス デュナス

南国リゾートの雰囲気。
大多数がペルー人。白人のペルー人。セントロで見た元々のペルー人はスタッフ以外は皆無。

ビュッフェスタイル。
ここで「ロモサルタード」という牛肉と野菜炒めに出会う。やみつきポコ。憔悴タクを尻目にがっつきポコ。ごめんなさいタク。

一路リマへ。もちろん爆睡。カントリークラブホテルリマに戻ってルームサービスを頼む。やっぱりここのホテルは居心地がいい♥

タクのお腹に優しいだろうと鶏のスープ。そしてホットサンド。
めちゃ美味。

明日は飛行機、タクシー、鉄道を乗り継いでマチュピチュ村まで一日かけて移動だ!
どうか、無事に到着しますように…
おやすみなさーい。

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